ハイデイ日株7日ぶり小反発、既存店弱含みも出店前倒しで業績堅調

首都圏の駅前繁華街を中心に「中 華そば日高屋」を展開するハイデイ日高の株価が、一時0.4%高の 1074円と7営業日ぶりに小反発。冷夏で既存店売上高は弱含んでい るが、出店数は計画を上回って推移、収益は会社計画線を確保してい る。新店稼働率の上昇に伴う業績上振れが見込まれた。

ハイデイ日が3日の取引終了後に公表した8月度の売上高速報に よると、既存店売上高は前年同月比4.4%減となった。天候不順など で来店客数が同2.7%減少、会社側の想定を若干下回った。

大和証券SMBC金融証券研究所の清水文彦アナリストは、「今 年6月以降、ビールなどアルコール商品を値下げして集客を図ってい たが、今回の冷夏で目論見が外れたようだ」としながらも、現段階で は季節・天候的要因と言え、「そんなに心配する必要はない」と言う。

8月末の店舗数は240店。同社経営企画部主任の小林俊雄氏に よると、「出店前倒しで全店売上高は当初の計画を上回っている」と いう。出店費用の増額などで上半期(3-8月期)営業利益が会社計 画を下回る公算もあるが、大和SMBCの清水氏は「通期でならせば 経費が前倒しされただけの話で特段問題はない。むしろ新店の稼働率 が高まる」とみる。

清水氏は、今後のハイデイ日株について「流動性が低い分、バリ ュエーションの修正が遅れ、弱含む局面もあるかもしれないが、長い 目でみれば成長を継続できる企業で、株価もそれについていくはず」 と指摘、投資判断は「2(アウトパフォーム)」としている。

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