米当局のデリバティブ規制:インサイダー取引などの監視強化に重点

米証券取引委員会(SEC)と 米商品先物取引委員会(CFTC)の委員長らは3日、デリバティブ (金融派生商品)市場に対する監督機能を調整する取り組みの一環と して、証拠金の要件やインサイダー取引関連の規則、新規金融商品の 認可方法の変更に重点を置く方針を示した。

CFTCのゲンスラー委員長はワシントンで開催されたSEC とCFTCの合同会議で、両当局が監督機能のすき間を埋め、「規制 の違いを利用した裁定取引」を可能にしている重複規則をなくすとと もに、同種の金融商品や企業、市場に対する一貫性のある監督体制を 目指すことを明らかにした。

ゲンスラー委員長は「CFTCとSECがまず担当分野をチェ ックし、米国民や市場にとって何が最善策かを考えることが重要だ」 と述べた。

SECとCFTCはこの日、2回目の公聴会を開き、重複して いたり、監督体制のすき間を作り出したりしている両当局のデリバテ ィブ市場規制の一部を統合、または協調する方策を検討した。

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