【個別銘柄】大和証、SUMCO、建設、大日住友、野田ス、トイザ

4日の日本株市場における材料銘 柄の値動きは以下の通り。

大和証券グループ本社(8601):終値は前日比6.1%安の508 円。4日付の日本経済新聞朝刊は、大和証Gが三井住友フィナンシャ ルグループ(8316)との合弁会社大和証券SMBCについて、三井 住友の保有する株式40%すべてを買い取る方向で最終調整している と報じた。これに対し、大和証Gは「開示すべき決定事項があれば速 やかに発表する」、三井住友Fは「現在協議中である」との声明を取 引開始前に発表した。三井住友F株は2.1%安の3770円。

SUMCO(3436):4.7%安の1969円。4日付の日経新聞朝 刊は、同社が今秋以降、直径300ミリメートルの最先端ウエハーの 生産能力を1割程度削減すると報道した。販売量がまだ回復しないた ためという。 SUMCO が取引終了後に発表した第2四半期累計(2 -7月)決算では、連結営業損益が488億円の赤字と前年同期の 473億円の黒字から悪化した。

低位建設株:飛島建設(1805)が8.8%安の31円となるなど軒 並み下落。東亜道路工業(1882)、大末建設(1814)、若築建設 (1888)、淺沼組(1852)、佐田建設(1826)などが東証1部の値 下がり率上位。民主党新政権による公共投資の削減懸念から売りが先 行、同党の藤井裕久最高顧問(元蔵相)は3日のブルームバーグとの インタビューで、09年度補正予算の一般会計総額13兆9256億円の うち、4、5兆円の執行停止は可能との認識を示した。

大日本住友製薬(4506):6.1%安の963円。メリルリンチ日 本証券は3日、投資判断を「中立」から「アンダーパフォーム」に引 き下げた。セプラコア(マサチューセッツ州)の売上高の88%を占 めるぜんそく治療薬「ゾペネックス」や睡眠障害治療薬「ルネスタ」 の2品が2014年までに特許満了を迎えることから、15年度以降の セプラコアの収益が悪化すると分析した。

野田スクリーン(6790):4000円(10%)高の4万2950円で ストップ高比例配分。10年4月期の連結営業利益予想を従来予想比 61%増の5億4700万円に上方修正した。前期実績は1億600万円。 一部顧客からの受注量が緩やかに回復し、売上高が期初想定を上回る 見通しとなったため。業務効率化なども奏功している。

セブン&アイ・ホールディングス(3382):2.3%安の2100円。 メリルリンチ日本証券は3日、投資判断は「買い」から「中立」、目 標株価を2800円から2300円に下げた。業績悪化を受け会社側は総 合スーパーと百貨店の構造改革に取り組む意向を示しているが、リポ ートでは両業態の収益悪化はコスト構造、商品開発プロセス、店舗形 態など構造的な要因によるところが大きいと指摘。「早期の急回復は 見込みがたい」という。

キョウデン(6881):4.5%安の127円。10年3月期の連結営 業損益は7億5000万円の赤字に転落する見通しになった。従来予想 は1億5000万円の黒字。主力のプリント配線基板事業で、試作基板 がユーザーの研究開発予算の経費削減などにより回復が遅れている。

日本トイザらス(7645):8%安の393円。一時12%安の377 円まで下げ、株式分割考慮後の上場(2000年4月)来安値を更新。 同社が3日に発表した上期(09年2-7月期)決算で、主力のゲー ム機・ソフトなどの「エンタテインメント」が落ち込んだことが分か り、業況の先行きを不安視した売り圧力が高まった。

マクロミル(3730):6.1%安の13万5300円。08年7月8日 以来、約1年2カ月ぶりの高値水準を回復した。人員の拡充策が一巡 して費用圧縮が見込まれるうえ、新事業の立ち上がりも順調、10年 6月期の業績は会社側計画を上回るとの期待が強まった。

昭和KDE(1701):12%高の112円。デジタル家電など最終 製品の需要が足元で伸びつつあり、同社のプリント配線基板用材料の 売上高も想定を上回って推移している。会社側は3日に業績予想を増 額修正、足元の業況を評価した買いで年初来高値を更新した。

住友金属鉱山(5713):0.4%高の1468円。3日のニューヨー ク金先物相場が一時1オンス=999.50ドルと、半年ぶりの高値を付 けたため、業績や保有資産評価額の押し上げ期待が強まった。DOW Aホールディングス(5714)も上げ、貴金属リサイクルの松田産業 (7456)、アサヒホールディングス(5857)も高い。

東邦亜鉛(5707):4%高の470円。ロンドン金属取引所(L ME)の鉛相場は3日、2008年5月以来の高値に達し、業績への好 影響を見込む買いが優勢だった。世界最大の生産国である中国が、鉛 中毒発生を受けて環境基準を満たさない製錬所の操業を停止する方針 を発表したことが、鉛高の要因。

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