米自動車販売:9月前半は弱い、奨励策で在庫減少-フォード責任者

米自動車メーカー2位、フォード・ モーターの米販売・マーケティング責任者、ケン・クズベイ氏は、米 政府の自動車買い替え奨励策によって8月の需要が若干拡大し、在庫 が底を突いており、9月の第1、2週の米国の業界全体の自動車販売 は「弱く」なるとの見通しを示した。

米マーケティング・販売・サービス担当副社長のクズベイ氏はメ リーランド州で開いた記者説明会で、フォードの6車種の在庫水準が 10日分を下回っていると指摘し、「在庫は極めて低水準だ。月初の2 週間、乗用車は間違いなく供給不足となるだろう」と述べた。

フォードは政府の自動車買い替え支援策の恩恵を受けて、8月に 国内販売を17%伸ばした後、その勢いの維持に努めている。フォード などの販売好調に伴い、8月は業界全体の販売台数も2007年以後で初 めて増加した。

クズベイ氏は、政府の7870億ドル(約72兆9000億円)規模の景 気刺激策からの資金が経済全体に浸透し、景気改善につながれば、自 動車需要も回復すると予想。09年10-12月(第4四半期)は業界に とって今年最も好調な四半期になるだろうと語った。

同氏によると、フォードは米業界全体の今年の販売台数が1050 万-1100万台になるとの見通しを変えていない。来年は1100万-1200 万台と予想している。昨年は1320万台だった。

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