FRB:総資産が4週連続増加-米国債やMBSの保有拡大

米連邦準備制度理事会(FRB)が 3日発表したバランスシート(貸借対照表)週間報告によると、2日 現在の総資産は前週比86億ドル(0.4%)増の2兆900億ドルと、4 週連続で増加した。週間ベースの連続増は4月以降最長。米国債や住 宅ローン担保証券(MBS)の保有が拡大した。

2日現在、米国債の保有残高は前週比80億ドル増の7528億ドル。 MBSは24億ドル増の6253億ドル。政府支援機関債(GSE)は19 億ドル増の1193億ドル。

FRBは現在、過去1年間で総資産を倍増させた資産購入プログ ラムの終了時期を模索している。FRBが2日公表した8月11、12 日の連邦公開市場委員会(FOMC)会合の議事録によると、FOM Cは最大1兆2500億ドルのMBSと2000億ドルのGSEを購入する プログラム終了時期の延期について協議した。

2日現在、ターム・オークション・ファシリティー(TAF)に 基づく商業銀行向け貸出残高は、前週比90億ドル減の2121億ドル。 商業銀行向け窓口(公定歩合)貸出残高は305億ドルから320億ドル に増加した。

コマーシャルペーパー(CP)をFRBが直接購入する緊急プロ グラム(CPFF、昨年10月導入)のCP保有残高(額面ベース)は 447億ドルから433億ドルに減少した。

各国中銀との通貨スワップ協定に基づくドルの貸出残高は602億 ドルから633億ドルに増加した。

リッチモンド連銀のラッカー総裁とセントルイス連銀のブラード 総裁は先週、FRBのMBS購入プログラムについて、承認された年 末までの購入枠1兆2500億ドル(約117兆円)を使い切る必要はない かもしれないとの見方を示した。

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