欧州株:調整局面で小動き、エクストラータ上昇、ぺルノは安い

欧州株式相場は小動き。ダウ欧 州600指数の株価収益率(PER)を6年ぶり高水準に押し上げた 株価の上昇を正当化するには、景気回復が十分力強くないとの観測 が広がった。

スイスの資源会社エクストラータは4.9%高。金属相場が上昇 したほか、米アルコアが世界のアルミ消費見通しを引き上げたこと が買いを誘った。英鉄道会社ナショナル・エクスプレス・グループ は、12億5000万ドル相当の買収提案を受けたことをきっかけに、 13%の大幅高となった。

一方、仏酒造会社ぺルノ・リカールは4.5%下げた。軟調なア ルコール需要が2010年末まで継続するとの見通しを示したことが 嫌気された。

ダウ欧州600指数は前日比0.09ポイント高の230.68で終了。 上げ幅は0.1%未満だった。一時は0.2%安となる場面もあった。同 指数は3月9日以降で46%上昇。

クラインオート・ベンソンのジェレミー・ベックウィズ最高投 資責任者(CIO)は、「調整局面が終わり、緩やかな景気回復が継 続する限り、人々は株式市場に投資し続けるだろう」と語った。

バリュエーション(株価評価)

業績・景気見通しに比べて上昇ペースが速過ぎたとの観測から、 ダウ欧州600指数は今週、2.9%下げている。ブルームバーグのまと めた週間データによると、同指数の株価収益率(PER)は48.6 倍と、2003年6月以来の高水準となった。

3日の西欧市場では、18カ国中11カ国で主要株価指数が下落。 ダウ・ユーロ50種指数はとダウ・欧州50種指数はいずれも前日比

0.2%下げた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE