欧州債:独10年債下落、ECBの景気予測上方修正で-利回り3.24%

欧州債市場ではドイツ10年債相場 が3日ぶりに下落。欧州中央銀行(ECB)がユーロ圏の景気見通し を上方修正したことを受け、売りが優勢となった。

ECBの定例政策委員会はこの日、政策金利を過去最低の1%に 据え置くことを決めた。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノ ミスト調査では58人全員が据え置きを見込んでいた。ECBはユーロ 圏の2010年の経済成長率がプラス0.2%前後との見通しを示し、6 月時点の0.3%のマイナス成長から引き上げた。

一方、独2年債相場は上昇した。トリシェ総裁がユーロ圏のイン フレ圧力は今後も弱いと発言したことが材料となった。

コメルツ銀行の債券戦略部門の共同責任者、クリストフ・リーガ ー氏(フランクフルト在勤)は「国債にとっての直近のリスクは、一 連の良好なデータが出てくることだ。これは今後数カ月は続く可能性 があり、当局者もこれを認識している」と語った。

ロンドン時間午後4時25分現在、10年債利回りは前日比1ベー シスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し3.24%。同国債表面 利率3.5%、2019年7月償還)価格は0.09ポイント下げ102.14。 2年債利回りは前日比3bp低下し1.14%となった。

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