独ルフトハンザ:オーストリア航空の買収を完了-支出計画は縮小へ

欧州2位の航空会社、ドイツのル フトハンザ航空は3日、オーストリア航空の買収を完了したと発表。 業界全体の需要伸び悩みを受け、オーストリア航空への支出計画は従 来よりも縮小する方針を示した。

ルフトハンザは先月28日に欧州連合(EU)の行政執行機関であ る欧州委員会の承認を得て、この日オーストリア航空買収を完了した。 承認獲得に当たっては、ウィーンとドイツのハブ(拠点)、そしてブ リュッセルを結ぶ路線の発着枠を手放すことで合意した。

欧州委はまた、オーストリア政府がオーストリア航空の債務5億 ユーロを引き受けることも承認した。

ルフトハンザのウォルフガング・メイルーバー最高経営責任者 (CEO)はウィーンでの記者会見で、航空需要は「軟調で横ばい」 であると指摘し、当面の回復はないとの見通しを示した。同CEOに よれば、オーストリア航空は赤と白の企業カラーとともに別ブランド として存続し、来年までには利益を生み出せるようになるという。

メイルーバーCEOは、新部門となるオーストリア航空の「われ われが欲しいのは赤いユニフォームであり、赤字ではない」とし、同 部門の「問題はコストであり、商品ではない」と語った。

ルフトハンザは現時点でオーストリア航空の株式のうち90%を保 有しており、今月23日までに未保有分を株主から購入することを計画 している。

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