トリシェECB総裁:銀行融資拡大に向け最善尽くす-仏LCIテレビ

欧州中央銀行(ECB)のトリシェ 総裁は3日、銀行が融資に向け十分な流動性を確保できるよう最善を 尽くす考えを示した。

ECBはこの日これより先に、主政策金利の短期買いオペ(売り 戻し条件付き債券買いオペ=レポ)の最低応札金利を過去最低の1% で据え置いた。

トリシェ総裁はフランスのニュース専門局LCIとのインタビュ ーで、「われわれは、与信が制限されないようにするため、これらすべ ての措置を実施している」と述べた上で、「われわれは、与信が制限さ れないようできる限りのことをしてきた」と説明した。

同総裁はまた、ユーロ圏経済が7カ月の「急速な悪化」の時期を 脱し、現在は「安定と緩やかな回復」の時期にあるとの認識を示した。 ECBはこの日、ユーロ圏の来年の成長率見通しを従来のマイナス

0.3%からプラス約0.2%に上方修正。今年の成長率予想もマイナス

4.6%からマイナス約4.1%に引き上げた。

トリシェ総裁は銀行のトレーダーの報酬について、金融システム をリスクにさらすことのないような報酬体系にする必要があると指摘。 「われわれの見地では、現行の体系は過剰なリスクテークを奨励して いるが、そうならないことが極めて重要だと思われる」と語った。

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