外国人4カ月連続で日本株買い越す、買い戻し終盤見方も-8月需給

東京証券取引所が3日に発表した 8月(3-28日)の投資部門別売買動向によると、東京、大阪、名 古屋3市場の1・2部合計で、外国人投資家が4カ月連続で買い越し た。買越額は5811億円と、1年2カ月ぶりの高水準を記録した7月 (1兆101億円)を大きく下回った。

8月の日経平均株価は月間騰落率がプラス1.3%高と、6カ月連 続で上昇した。日米を中心に世界的にマクロ経済統計の改善が鮮明化 したことを受け、外国人の買いが相場を押し上げていた構図が確認さ れた。

もっとも、大和総研の土屋貴裕ストラテジストによると、米国の ミューチュアルファンドなどの買いが細っており、アジア株の中での 出遅れ感などを背景としたリバランスの買いは一巡したもよう。「5 月から7月にかけての海外勢による買い戻しも終盤で、様子見に入り つつある」という。

半面、個人投資家が1614億円の売り越しとなるなど、国内勢に は売り越しが目立った。個人の売り越しは2カ月連続。このほかの売 り越しは、信託銀行(売越額2111億円)、生保・損保(同890億 円)、投資信託(同360億円)、事業法人(同337億円)、その他 金融機関(同266億円)など。国内で買い越したのは、その他法人 等(買越額405億円)のみ。

8月4週の外国人は1531億円買い越し

一方、8月第4週(24-28日)の投資部門別動向は、外国人が 2週ぶりに買い越した。買越額は1531億円。個人は2週ぶりに売り 越しに転じ、金額は1818億円。主な売り越し主体は生保・損保 (393億円)、投資信託(259億円)、信託銀行(196億円)、事業 法人(112億円)。

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