香港人の不動産投資:2年で3倍強、株価急落や低金利で-CLSA

CLSAアジア・パシフィック・マ ーケッツによると、香港人による不動産投資が過去2年間で3倍強に 拡大した。株式相場の急落や歴史的低金利が背景。

CLSAが3日公表した「ミスター&ミセス香港」調査の結果に よると、香港の中産階級の資産に対する不動産投資の比率は2007年の 15%から今年は51%に上昇。サンフンカイ・プロパティーズなどの不 動産開発会社に追い風が吹いている。一方、現金比率は現在37%と、 2年前の69%から低下。株式の比率はわずか4%だった。

CLSAの調査部門責任者のアマー・ギル氏は「金融機関が提示 する金利がゼロに近いため、香港人は資金のより良い預け先を求めて いる」と述べ、「需要が見込まれる分野の一例は、規模が比較的大きな フラットだろう。調査対象者の77%は800平方フィート(約74.32平 方メートル)以下の住戸に居住している」と指摘した。

香港の250世帯を対象とした同調査では、不動産が過去1年間で 最高の投資先だったとの回答は15%に対し、株式が最高のリターンを 生み出したとする回答は6%にとどまった。また、株式が過去1年間 で最悪の投資先だったとの回答は33%に上った。

センタライン・プロパティ・エージェンシー社の8月28日の発表 によると、香港の住宅価格は約1年ぶりの高値に上昇しており、08年 3月に記録した10年ぶりの高値をわずか4.5%下回る水準だという。

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