米労働人口、リセッションの影響で高齢化が加速-世論調査

1930年代以降最悪のリセッ ション(景気後退)が、米国の労働人口の高齢化を加速させてい ることが、米世論調査機関ピュー・リサーチ・センターの調査で 3日分かった。高年齢層が退職を先送りして貯蓄に励む一方、仕 事が見つからない若年層がより高い教育を求めていることが背景 にある。

それによると、62歳以上の労働者は、10人当たりほぼ4人 が景気低迷を理由に仕事を続けていると回答。退職年齢に近づい ている50-61歳も、63%が退職の延期を強いられる公算が大き いと答えた。

米家計の資産は、住宅価格や株式相場下落の影響で過去最大 の目減りとなり、2007年半ば以降これまでに計13兆9000億ド ル減少。米国民は、リセッション前に予定していたよりも長期間 職場にとどまらざるを得ない状況に追い込まれている。

米失業率は来年初めまでに10%に達するとみられており、 これは経験の少ない若年労働者の就職機会は限られることを意味 している。調査では16-24歳の回答者の10人中約4人が、職 探しをしているものの、まだ成功していないと回答した。

米労働省によると、7月の16-24歳の就労率は57.4%だっ た。過去最高は1989年8月の69.7%。65歳以上は16.9%と、 過去最低だった1985年1月の10.4%から大幅に上昇している。

調査結果は7月20日-8月2日に聞き取り方式で集めた 1815人の回答を基にまとめられた。誤差率は、16-24歳がプラ ス・マイナス5.3ポイント、それ以外は同2.7ポイント。

-- Editors: Jeremy Torobin, Brendan Murray

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 柴田 広基 Hiroki Shibata +81-3-3201-8867 hshibata@bloomberg.net Editor:Eiji Toshi 記事に関する記者への問い合わせ先: Carlos Torres in Washington at +1-202-624-1818 or ctorres2@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Chris Anstey at +1-202-624-1972 or canstey@bloomberg.net

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