中国の政策当局者は早期の金融引き締め回避を-政府系エコノミスト

中国国務院発展研究センター の巴曙松副所長は2日、インフレに関する懸念は「行き過ぎだ」 と指摘し、政策当局者が適度に緩和的な金融政策から引き締め姿 勢への急激な転換を控えるべきだとの考えを示した。

同副所長は北京での金融フォーラムで、インフレ圧力の上昇 に伴い、金融引き締めが必要になる可能性はあるものの、景気回 復が明らかになるにつれて、政策スタンスをまず「中立」に移す べきだと述べた。

融資の伸び鈍化が景気拡大を圧迫するとの懸念を背景に、中 国株の指標である上海総合指数は8月31日に6.7%下落し、 2008年6月以来の大幅安となった。8月全体では22%の下げを 記録した。7月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比1.8% 低下し、1999年以来の大幅低下となった。

巴副所長は記者団に対し、「最大の課題はインフレではなく、 依然として景気回復だ」と述べた。

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