EU:IMF融資増強、1750億ドルに拠出上積み-財務相会合で合意

【記者:Rainer Buergin】

9月2日(ブルームバーグ):欧州連合(EU)は、国際通貨基 金(IMF)の新たな融資能力増強に向けた拠出金を、従来約束して いた750億ユーロ(約1000億ドル)から1250億ユーロ(約1750億 ドル)に上積みする。IMFへの出資比率に応じて配分されるEUの 発言権を守る狙いがある。

ドイツのアスムセン財務次官は2日、ブリュッセルで開かれたE U財務相会合終了後に記者団に対し、EUがIMFの新規借り入れ取 り決め(NAB)への貢献を上積みすると語った。同財務次官は「E Uがその出資比率に応じて、IMFの融資能力増強に貢献するのは重 要な前進だ」と説明した。

IMFのリプスキー第1副専務理事は8月31日、EUが現在約 束している拠出額が、IMFでの発言権と連動する出資割当額(クオ ータ)をかなり下回っていると述べていた。

4月に開かれた20カ国・地域(G20)首脳会議(金融サミッ ト)は、貧困国が世界的な金融危機を乗り切るのを支援するため、I MFの融資能力を従来の3倍の7500億ドルに増強することで合意し た。

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