スタートT株連騰、高い集客力など評価-野村「買い」

アパレル専門のネット通販サイト を運営するスタートトゥデイの株価が大幅続伸。アパレル企業が電子 商取引(EC)販路への取り組みを積極化しており、集客力の高い同 社サイトの成長期待が高まっている。野村証券は2日付で、投資判断 を新規に「1(買い)」、目標株価21万4200円で調査を開始した。

この日は一時、前日比7.2%高の16万7000円まで上昇、8月 4日以来の高値を更新した。出来高は午前10時5分時点ですでに 3000株を超え、前日までの過去1年間の平均1484株を上回る。

野村証券の鎌田佳実アナリストは、「衣料品ショッピングモール の集客力の高さと、新事業の将来性の高さを評価している」(2日付 のリポート)という。

リポートによると、通販サイト「ZOZOTOWN」の会員数は 127万人(2009年3月期末現在)、ユナイテッドアローズなど100 店舗730ブランドが出店する。鎌田氏は、「ブランドイメージを壊 さないサイト作りで衣料専門店から信頼を得て、他社EC通販では購 入できないブランドが数多くあるのが強み」と評価。足元は配送料一 律無料や、衣料専門店の出店加速で会員数が急増しているという。

またスタートTは、「ZOZOTOWN」のために構築したイン フラを活用し、衣料専門店のオフィシャルサイトの販売支援を受託す るメーカーのECを支援する新規事業を本格的に開始。鎌田氏は、 「ストアブランド力がさらに高まり、業績は好調に推移することが予 想される」と指摘した。

野村証では、10年3月期の連結営業利益は32億5000万円と、 会社側予想(31億2000万円)を4.2%上振れると予想。11年3月 期は44億4000万円、12年3月期は57億2000万円と、年率3- 5割程度の成長を見込む。

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