Fリテイリ5カ月ぶり上昇率、「5兆円構想」野村やGS評価

売上高5兆円構想を柳井正会長兼社 長が前日に表明したファーストリテイリングの株価が上昇。5カ月弱ぶ りの値上がり率となっている。構想を評価する野村証券やゴールドマ ン・サックス証券のリポートを受けて買い注文が先行している。

Fリテイリ株は一時前日比500円(4.8%)高の1万1000円まで上 昇した。4月15日(5.1%高)以来の値上がり率になる。午前終値は440 円(4.2%)高の1万940円。売買代金は57億円と東証1部18位、日経 平均株価の騰落寄与度ではトップ。

野村証の正田雅史アナリストは2日付リポートで、Fリテイリの構 想に示された成長基盤構築のほか秋物商品好調を背景に投資判断を「中 立」から「買い」に上げた。ゴールドマンの河野祥アナリストもFリテ イリの海外事業拡大への強い意思や8月の既存店売上高を評価した。

柳井会長は事業戦略説明会で2日、海外での積極的な出店・成長を 軸に2020年で売上高5兆円、経常利益1兆円という目標を掲げた。説明 会は2日の取引時間中にあったが、日本株全体が下落していたこともあ り、Fリテイリ株の反応は乏しかった。8月の既存店売上高は前年同月 比で5.6%増加していた。

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