豪ドル、対円で4カ月ぶり安値に下落も-シティのテクニカル分析

シティグループのテクニカルア ナリストらによると、オーストラリア・ドルは相場変動率の拡大を背 景に、対円で4月以降初めて1豪ドル=70円を割り込む可能性があ る。

シティのアナリスト、トム・フィッツパトリック氏とシャム・デ バニ氏は2日付リポートで、3カ月物豪ドル・円オプションのインプ ライドボラティリティ(IV、予想変動率)が昨年10月のピークか らフィボナッチ分析の76.4%戻しを「ほぼ完全に」達成したとし、 「急上昇の目前」である可能性があると指摘した。フィボナッチ分析 は相場が高値や安値に達した後に、一定の比率で上昇・下落するとの 理論に基づく。

両氏は「相場が70円割れに向かう可能性が依然あるとの確信」 に基づいて豪ドルを売るべきだと指摘。ただ、78円85銭に豪ドルが 上昇した場合には、その取引を終わりにすべきだと分析した。

豪ドルは4月29日以降、70円を下回っていない。ロンドン時間 午後4時22分(日本時間3日午前零時22分)現在、0.3%高の1豪 ドル=77円1銭。4月29日以降の騰落率はプラス8.5%に達してい る。

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