NY原油(2日):変わらず、雇用減や受注抑制で一時2週ぶり安値

ニューヨーク原油相場は変わらず。 雇用者数の減少や製造業受注の伸び悩みを受け、米景気の回復足踏 みへの懸念から、一時は2週間ぶり安値をつけた。

給与明細書作成代行会社のオートマティック・データ・プロセ ッシング(ADP)エンプロイヤー・サービシズが発表した8月の 米民間部門の雇用者数は前月比29万8000人減少した。ブルームバ ーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は25万人の減少だった。 米商務省が発表した7月の製造業受注額は前月比1.3%増と、ブル ームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想中央値(2.2%増) を下回った。

MFCグローバル・インベストメント・マネジメント(ボスト ン)のマネジングディレクター、チップ・ホッジ氏は、「一貫して明 るい経済ニュースが相次いで発表でもされない限り、原油価格が75 ドルを突破する根拠はない」と述べる。「需要が本格的に持ち直す、 あるいは供給障害でも起きない限り、経済が引き続き方向性を握る ことになろう」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物10月限は前 日と変わらずの1バレル=68.05ドルで終えた。一時は67.05ドル まで下げ、8月18日以来の安値をつける場面もあった。

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