Fリテイリ:売上高5兆円構想、2020年に-柳井会長表明

カジュアル衣料ブランド「ユニクロ」 を展開するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は2日、売上高 で5兆円を達成するという構想を掲げた。世界トップのアパレル製造小 売業グループをつくるという旗印の下、2020年での達成を目指す。

5兆円の内訳は海外ユニクロ事業3兆円(欧米・中国・中国以外の アジアで各1兆円)、国内ユニクロ事業1兆円、国内関連事業5000億円、 グローバルブランド5000億円。事業戦略説明会で柳井会長は「2020年 で経常利益は1兆円が夢、年2割の成長が必要だ」と述べた。自力成長 と企業の合併・買収(M&A)を含めて主に海外事業を拡大させる。

Fリテイリが示している前期(2009年8月期)収益は、売上高6820 億円、経常利益1010億円。2020年構想は売上高で7倍強、経常利益で ほぼ10倍になる。今期(2010年8月期)は売上高8000億円、経常利益 1200億円という水準を示した。構想達成への体制づくり、本部機能集約 のため新東京本部を立ち上げ、2010年春にミッドタウンへ移転する。

海外展開では2010年春にモスクワに初めて出店、上海にはアジア初 のグローバル旗艦店をオープンする計画も明らかにした。国内では2010 年秋に心斎橋に超大型店、2010年春に渋谷プライム店をオープンする予 定。2020年での世界4000店体制を見通している。

また今後5年間で経営幹部候補を200人育成する方針も示した。うち半 分は国内外から外部採用する。柳井会長は「わたしにとっていま一番大 事な仕事は後継者育成、そのための人材育成をしていきたい」と述べた。

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