米オークツリー:日本のREIT合併を検討-豪ではビル買収へ

プライベートエクイティ(PE、未 公開株)投資ファンドの米オークツリー・キャピタル・マネジメント (運用資産約610億ドル=約5兆7000億円)は、傘下の日本版不動産 投資信託(J-REIT)を他のJ-REITと合併させることを検 討している。一方、オーストラリアではビルを買収する方針だ。信用 収縮を受けて大幅に値下がりした資産への投資妙味が高まっているこ とが背景にある。

オークツリーのアジアの特殊案件・不動産部門責任者、ロバート・ ズルコスキー氏(48)は、同社が傘下の日本賃貸住宅投資法人を他の 複数のJ-REITと合併させることを検討していると説明。破たん したJ-REITのニューシティ・レジデンス投資法人の再建につい て、再建支援企業(スポンサー)に内定していた米投資ファンド、ロ ーンスターの修正案を債権団が今月拒否した場合、オークツリーは日 本賃貸住宅投資法人をニューシティと合併する提案を仕上げる「用意 がある」と表明した。

ズルコスキー氏は1日のインタビューで、「ニューシティの債権団 がもし選ぶのなら、われわれは喜んで彼らとかかわりたい」と語った。

同氏は「金融危機以前でも、J-REIT分野の再編の必要性は 明らかだった」とし、「再編のきっかけを作ろうとしているわれわれな どは、日本の監督当局とその実現に向けて懸命に取り組んでいる」と 述べた。

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