7月の米製造業受注額は2年ぶり大幅増か、在庫減回避で-BN調査

米商務省が2日発表する7月の製造 業受注額は、2年ぶりの大幅増加となりそうだ。企業が一段の在庫減 少を防ごうとしていることが寄与したと、エコノミストらはみている。

ブルームバーグ・ニュースが金融機関や調査機関63社の予想をま とめた調査の中央値によると、7月の製造業受注額は前月比2.2%増 加したもよう。

半導体メーカー最大手の米インテルから航空宇宙関連のロックウ ェル・コリンズに至る企業は、利益の伸びや融資が獲得しやすくなっ ていることを背景に国内外の顧客企業が設備投資を再開しているため、 需要が安定しつつあるとの見方をしている。米政府の自動車買い替え 奨励策によって自動車メーカーは立ち直りつつあり、ディーラーが在 庫を補充していることから、製造業受注額は今後数カ月にわたり、さ らに増加する可能性がある。

ドイチェ・バンク・セキュリティーズ(ニューヨーク)の米国担 当シニアエコノミスト、カール・リカドンナ氏は「在庫水準はかなり 低下した」と指摘。「7-9月(第3四半期)には、製造業持ち直しの 一層の兆候が見られ、10-12月(第4四半期)もそうした兆しが続く だろう。回復の初期兆候を示す米経済にとって、重要な展開だ」と語 った。

商務省は午前10時(ワシントン時間、以下同じ)に製造業受注額 を発表する。調査での予想レンジは0.6%-4.5%増。

労働省が午前8時半に発表する4-6月(第2四半期)の非農業 部門労働生産性指数(確定値)は、前期比年率換算で6.4%上昇し、 約6年ぶりの大幅な伸びが見込まれる。

給与明細書作成代行会社オートマティック・データ・プロセッシ ング(ADP)エンプロイヤー・サービシズがまとめた8月の民間部 門雇用者数は、ブルームバーグ調査では前月比25万人減(32社の中 央値)と予想されている。7月は37万1000人の減少だった。同統計 は午前8時15分に公表される。

-- With assistance from Susanna Ray in New York. Editors: Carlos Torres, Jeremy Torobin

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参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 若林 有紀 Yuki Wakabayashi +81-3-3201-2263 Ywakabayash1@bloomberg.net Editor: Fumihiko Kasahara 記事に関する記者への問い合わせ先: Courtney Schlisserman in Washington +1-202-624-1943 or cschlisserma@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Chris Anstey +1-202-624-1972 or canstey@bloomberg.net

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