第一精工株が2年超ぶり高値、ノートPC向けコネクタのピーク探る

コネクタ大手の第一精工の株価が 続伸。ノートパソコン(PC)の販売拡大を受け、同社が供給する高 付加価値のコネクタも伸びている。製品需要のピークをにらんだ買い が継続、一時前日比5.3%高の4740円と2006年12月15日以来、 約2年8カ月ぶりの高値水準に戻した。

直近の上げについて、大和証券SMBC金融証券研究所の弓削嘉 毅アナリストは、「細線同軸コネクタの需要のピークは2011年とみ てきたが、2010年末に前倒しされるとの観測が出てきた。受注高の 伸び率低下をにらみ、株価のピークを探ろうと株価上昇ピッチが速ま っている」と指摘、今後の株価動向に注意すべきと話している。

一方、みずほ証券では8月27日付で同社株の目標株価を3000 円から6500円に、投資判断を「2(買い)」から「1(強い買 い)」に引き上げた。同証は、来期(2011年3月期)の1株利益を 293円20銭と試算、電子部品企業の平均PER22倍まで評価余地が あるとしている。

第一精工株は2月12日に年初来安値900円を付けた後は一貫し て上昇基調を保ち、過去3カ月間で2.4倍に値上がりした。1日ま での年初来騰落率はプラス271%と、ジャスダック指数業種別の電機 指数採用74銘柄中、上昇率で2位。

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