韓国の格付け見通しを「安定的」に引き上げ-フィッチ(Update1)

格付け会社フィッチ・レーティン グスは2日、韓国のソブリン格付けを現行のまま据え置くとともに、 アウトルック(格付け見通し)を「ネガティブ(弱含み)」から「ス テーブル(安定的)」に引き上げた。同国のファンダメンタルズ(経 済の基礎的諸条件)の改善を理由に挙げた。

韓国の長期外貨建て発行体デフォルト格付け(IDR)は「A+」 で、台湾、中国と同水準。

フィッチのアジア・ソブリン部門ディレクター、アイ・リン・ニ ャム氏は発表文で、「韓国のソブリン信用条件は回復した」と説明。 国内銀行の外貨調達難に伴う圧力が「著しく緩和された」と指摘した。

フィッチはまた、韓国の「輸出主導の速いペースの回復」を予想 した。韓国銀行(中央銀行)が7月24日発表した同国の4-6月期の 成長率は2.3%と、ほぼ6年ぶりの高水準を記録。輸出や家計支出の 急速な伸びが寄与した。

韓国は昨年10-12月期がマイナス成長となったものの、今年1- 3月期は0.1%のプラス成長に転じ、2四半期連続のマイナス成長と なってリセッション(景気後退)入りするのを免れた。

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