【テクニカル分析】FTSE/新華指数が50日移動平均割れ-下げ拡大

中国の大手企業25社で構成される FTSE/新華チャイナ25指数が2日連続で50日移動平均線を下回っ た。これは、2月の世界的な株価急落以来の動きだ。

シェーファーズ・インベストメント・リサーチの上級テクニカルア ナリスト、ライアン・デトリック氏は「中国は上昇をリードしてきた が、ここにきて注目されている移動平均線を割り込んでいる」と指摘 し、「大きな懸念要因であることに疑いはない」と語った。

FTSE/新華チャイナ25指数が50日移動平均線を割り込んだの に先立ち、中国株のベンチマーク、上海総合指数は8月31日、前週末 比6.7%の大幅安を演じ、弱気相場入りした。上場投資信託(ETF) のiシェアーズ・FTSE/新華チャイナ25指数ファンドは9月1日、 ニューヨーク市場で8月17日以来最大の下げを見せた。

中国株は過去2年間、世界の株式相場の先行きを暗示してきた。 上海総合指数が2007年10月16日にピークを打ったのはMSCIオー ルカントリー・ワールド指数が高値を付ける2週間前。上海総合指数 は07年の高値から72%下落し08年11月4日に底打ちしたが、これ はMSCI指数の底打ちの4カ月前だった。

デトリック氏は電話インタビューに答え、「中国はバリュエーショ ン(株価評価)の調整局面にあるようだ」と述べ、「残念ながら、これ は続く可能性がある」と語った。

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