ヘッジファンド:成功報酬の徴収を来年再開へ-オク・ジフとベインで

米オク・ジフ・キャピタル・マネジ メント・グループとベイン・キャピタルは来年、運用するヘッジファ ンドで成功報酬の徴収を再開する計画だ。両社は、ファンドが2008 年の投資損失を取り戻すことができなくても同計画を実施する意向だ。

成功報酬は通常、利益の20%に相当するが、多くのヘッジファン ドはいわゆるハイウォーターマーク方式を採用し、ファンドの時価総 額が過去最高値に戻るまで徴収しない。これに対し、オク・ジフ(運 用資産215億ドル)とベイン傘下ブルックサイド・キャピタル(同100 億ドル)は年間損失を計上してから1年後に徴収を再開する。ブルー ムバーグ・ニュースが投資家との合意情報を入手した。

ニューヨークの法律事務所サディス・アンド・ゴールドバーグで ヘッジファンドの代理人を務めるロン・ゲフナー氏は、オク・ジフと ブルックサイドの計画は投資家の怒りを買う恐れがあると指摘した。

オク・ジフの広報担当、スティーブ・ブルース氏はコメントを控 えた。ブルックサイドの広報、アレックス・スタントン氏はコメント を求める電話取材に返答していない。

オク・ジフの創業者ダン・オク氏は、アナリスト1人が2009年1 -3月(第1四半期)業績に関する電話会議で質問した際、投資家か ら条件で不満を表明されたことはないと明言。「ハイウォーターマーク の条件で投資家と協議したりコメントしたことはない。顧客もわれわ れ同様、運用成績向上に軸足を置いているのだと思う」と述べた。

同社のOZマスター・ファンドは6月末時点の資産が144億ドル で、今年1-7月の運用成績はプラス16%前後。昨年はマイナス16% で、これをすべて取り戻すにはまだ2ポイント不足している。OZヨ ーロッパ・マスター・ファンド(運用資産29億6000万ドル)とOZ アジア・マスター・ファンド(同13億9000万ドル)はそれぞれプラ ス10%と同17%の運用成績を上げることが必要。

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