7月のユーロ圏PPI、8.5%低下-81年来最大の落ち込み

欧州連合(EU)統計局(ユーロス タット)が2日発表した7月のユーロ圏生産者物価指数(PPI)は、 前年同月比で8.5%低下した。原油値下がりに加え、リセッション(景 気後退)で企業各社が価格を低く抑えたことから、統計が始まった 1981年1月以来で最大の落ち込みとなった。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト16人の調査中 央値では8.4%低下と予想されていた。前月比では0.8%低下。6月の PPIは前年同月比6.5%低下(改定前=6.6%低下)、前月比0.4%上 昇(同0.3%上昇)だった。

デカバンク(フランクフルト)のシニアエコノミスト、カルステ ン・ユニウス氏は、「7月に底に達した。現時点ではいかなる物価圧力 もない」と指摘した。

統計によれば、7月のエネルギー価格は、生産者段階で前年同月 比20.2%下落した。原油相場は昨年7月、1バレル=150ドルまで近 づき、過去最高値を記録した。

ブルームバーグ・ニュースの調査によれば、欧州中央銀行(EC B)は3日の政策委員会で政策金利を1%に据え置くと見込まれてい る。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE