ブラウン英首相:銀行報酬の収益連動制、G20で提案へ-FT紙

【記者:Robert Hutton】

9月1日(ブルームバーグ):ブラウン英首相は、金融機関の報酬 を利益と連動させる形で制限すべきだと提案し、米ピッツバーグで9 月24日から開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議(金融サミット) で討議するよう求めた。英紙フィナンシャル・タイムズ(オンライン 版)に1日掲載されたインタビューで語った。

ブラウン首相は「支払われているボーナスが金融機関の収益と比 較して全般に高過ぎるかどうかに議論が移るだろう」と述べ、「正当と 認められる比率がどの程度かについて一定の合意を探る根拠があるか どうか、これはG20と国際社会にとって当然の議論だと考えている」 と説明した。首相府はこの発言の内容を確認している。

首相はこれまで、金融機関が投融資などの案件が失敗した場合に ボーナスの返還を求めることを可能にし、報酬システムが過度のリス クテークを助長していると判断された場合は、より厳格な自己資本規 制の適用を迫るべきだと主張してきたが、今回の発言は従来よりもさ らに踏み込んだ内容となっている。

メルケル独首相とサルコジ仏大統領も31日、金融機関の規模の制 限、ボーナスに対する規制、自己資本規制の厳格化の必要性をG20首 脳らに強く訴えていく方針を表明している。

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