西村日銀副総裁:景気後退との戦いが日銀の最も「差し迫った」課題

日本銀行の西村清彦副総裁は1日、 国内のインフレ期待が引き続き抑制されているなか、日銀の最も「差 し迫った」課題は依然としてリセッション(景気後退)との戦いだ との認識を示した。

西村副総裁はアルゼンチンのブエノスアイレスで開かれた会議 で質問に答え、日本はデフレ圧力に直面していると語った後、日銀 はインフレ期待の急伸を招いてはならないと付け加えた。7月の日 本の消費者物価指数は前年同月比2.2%低下となり、戦後最悪のリ セッションの影響が残るなか、企業業績の悪化につながることが懸 念されている。

西村副総裁は「市場の情勢が改善すれば、多くの異例な政策は いずれ打ち切られることになるだろう」と述べた上で、「しかし、そ のタイミングと順序が極めて重要だ」と指摘した。

同副総裁はまた、金融市場を再構築する過程は「長くゆっくり とした」ものになると予想。政策担当者は「柔軟」になることが必 要だと強調した。

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