7月米中古住宅成約指数:3.2%上昇、6カ月連続プラス

全米不動産業者協会(NAR)が 1日発表した7月の中古住宅販売成約指数は前月比3.2%上昇の97.6 と、2007年6月以来の高水準となった。これで同指数は6カ月連続上 昇と、2001年の集計開始以来で最長を記録した。上昇率はブルームバ ーグのまとめたエコノミスト調査の予想中央値1.5%上昇を上回った。 6月は3.6%上昇と、速報値と同じだった。7月の同指数は前年同月比 では13%上昇した。

ムーディーズ・エコノミー・ドット・コムのチーフエコノミスト、 マーク・ザンディ氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビュー で、「住宅市場はかなり改善した」と述べた。

差し押さえを主因とした住宅価格の下落のほか、借り入れコスト の低下や初めての住宅購入者に対する税控除などで需要が高まりつつ ある。一方、2010年まで上昇が続くと予想されている失業率のほか、 金融機関の貸し渋りが回復を制限する可能性がある。

成約指数は契約が交わされた時点の統計であるため中古住宅市場 の先行指標とみなされている。NARが発表する中古住宅販売件数は 成約から1、2カ月後の売買手続完了時点の統計。

地域別では全米4地域のうち2地域で増加した。西部は前月比 12%増、南部は3.1%増加した。一方、中西部は2%減、北東部は 3%減少した。

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