米百貨店バーニーズ:債務再編か破産申請を検討、他社が買収に関心も

高級百貨店のバーニーズ・ニュー ヨークは、債務の再編もしくは破産法の適用申請を検討している。事 情に詳しい関係者3人が明らかにした。これにより同社を買収したド バイの政府系投資ファンドが経営権を失う可能性がある。

バーニーズは2007年、レバレッジド・バイアウト(LBO、買 収先の資産を担保にして資金を調達する買収)によってイスティット マールPJSCに買収された。買収額は9億4230万ドルだった。

関係者の一人によると、当時の買収で資金調達を支援したヘッジ ファンド、ペリー・キャピタルに対し、カナダの百貨店チェーン、ホ ルト・レンフリューがバーニーズに対する共同買収案の提示について 接触している。

米格付け会社ムーディーズは今年7月、バーニーズの債務格付け を2段階引き下げ、デフォルト(債務不履行)の3段階上の格付けを 付与した。ムーディーズはバーニーズが売り上げ減によって「財務状 況が厳しい」ほか、イスティットマールPJSCによる買収で「かな りの規模の」負債を抱えていると指摘した。

リテール・マネジメント・コンサルタンツのジョージ・ワリン社 長は、「生き残る唯一の道はパートナー企業を得ることだ」と述べた。

同関係者によると、バーニーズと同社オーナーらはまだ選択肢を 検討している段階であり、最終的な結論は出ていない。

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