【テクニカル分析】金相場:最高値更新し1325ドル目指す可能性も

南アフリカ共和国のスタンダード・ バンク・グループのテクニカル分析によると、金相場がシンメトリカ ル・トライアングル(三角保ち合い)のパターンから抜け出せば、過 去最高値の1オンス当たり1325ドルに達する可能性がある。このよう な動きは向こう1週間か2週間以内に予想される。

同行のテクニカルアナリスト、ダラン・グラバム氏は8月31日の リポートで、終値ベースで980.85ドルを上回る水準となれば、シンメ トリカル・トライアングルの上側のトレンドラインを突き抜けたこと が示唆されると指摘。少なくとも1100ドルを目指す短期的な強気トレ ンドを示すとの見方を示した。9月1日の金相場は952.80ドル近辺で 取引されている。

このトライアングル・パターンに加えて、金相場が今年のピーク となる1006.29ドルを上回る水準まで上昇すれば「継続するヘッド・ アンド・ショルダー(三尊天井)の1つのパターン終了の裏付けとな り、最終的な目標は1325ドルになる」としている。金相場の過去最高 値は2008年3月17日に付けた1032.70ドル。

ヘッド・アンド・ショルダーでは、商品相場が連続して3つの山 を形作り、真ん中の山が最も高くなる。長期にわたって相場が上昇す る際に形成される。

グラバム氏によると、シンメトリカル・トライアングルのパター ンは予測不可能で、下値支持線である935ドルを下回れば金相場は下 落する可能性がある。同氏は「次の下値支持線は906.50ドル近辺で、 その後は890ドルと見込まれる」と指摘する。

グラバム氏は「トライアングル・パターンの最も低い目標は850 ドルで、弱気トレンドになれば1月の調整局面で付けた安値を試す展 開になる」と予想している。金相場は1月に802.59ドルまで下げた。

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