8月の登録車販売は13カ月ぶり増-減税など政府支援効果

国内の自動車市場には減税などの 政府支援で、ようやく薄日がさしてきた。8月の国内登録車販売台数は 環境対応車(エコカー)減税・補助金の効果から、13カ月ぶりに前年 を上回った。

メーカー別では、三菱自動車が小型車のコルトやミニバンのデリ カなどの販売好調で19カ月ぶりの前年同月比プラス。またトヨタ自動 車でも、レクサス・ブランドを除いた販売台数は、ハイブリッド車のプ リウスのけん引などで13カ月ぶりのプラスとなった。

日本自動車販売協会連合会(自販連)が1日発表した8月の登録 車販売台数は、前年同月比2.3%増の19万8265台となった。自販連 の伏見剛理事は会見で、4月に始まった「エコカー減税」や、6月に受 付を開始した環境車への買換えを促す補助金制度の効果を挙げ、「乗用 車を中心に、需要が回復基調に乗ってきている」と指摘した。また、回 復を本格化させるために、政府や自治体に対して今後、「税制改正を含 めて、何らかの支援策を要望していく」ことを明らかにした。

登録車の国内販売台数は、今年2月に前年同月比32%減まで落ち 込んだが、その後は減少率が5カ月連続で縮小してきており、7月は

4.2%減と1ケタに縮まっていた。

一方、全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が同日発表した同月 の軽自動車販売台数は同5.1%減の11万287台と、10カ月連続のマイ ナスとなった。

これにより、同月の新車総販売台数は同0.5%減の30万8552台 で、微減ながら13カ月連続のマイナスだった。

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