中国株(午前):上海総合指数、上昇-金融株高い、商品株は下落

1日午前の中国株式市場で、上海 総合指数は上昇。金融株を中心に値上がりしている。最近の下落は行 き過ぎだとの観測が背景にある。この日発表された8月の製造業購買 担当者指数(PMI)が製造業の生産活動の拡大を示したことも、こ の日の株価上昇に寄与した。上海総合指数は前日、2008年6月以来の 大幅安となっていた。

中国銀行(601988 CH)は3カ月ぶり安値から上昇し、2.5%高。 中国人寿保険(601628 CH)は3.7%高と、4日ぶりの反発。UBSに よる投資判断引き上げが好感された。一方、金属相場の値下がりを受 けて、江西銅業(600362 CH)は3.9%安となり、商品株の下げを主導 している。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動し ている上海総合指数は現地時間午前11時半(日本時間午後零時半)現 在、前日比12.09ポイント(0.5%)高の2679.84。午前中は方向感に 乏しい展開だった。上海、深セン両証取のA株に連動しているCSI 300指数は同0.3%高の2839.41。

チャイナ・インターナショナル・ファンド・マネジメントで運用 に携わる趙梓峰氏(上海在勤)は「投資家は流動性に関する政府の政 策がどうなるかを見守っている」と指摘。「中国経済は回復しつつあ るようだが、そのペースが鈍化する兆しが少しでも見えれば、市場は 極めて脆弱(ぜいじゃく)になるだろう」との見方を示した。

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