英製造業借り入れコスト上昇、信用逼迫が回復の勢い弱める公算-FT

【記者:内田良治】

9月1日(ブルームバーグ):英紙フィナンシャル・タイムズ(オ ンライン版)は1日、英国では製造業企業の借り入れコストが上昇し、 与信へのアクセスが難しい状況が続いており、信用逼迫(ひっぱく) が景気回復の勢いを弱める公算が大きいと報じた。英機械経営者連盟 (EEF)の7-9月(第3四半期)調査の結果を基に伝えた。

調査結果によれば、過去2カ月間で資金調達コストが上昇したと 回答した企業は全体の47%に達し、4-6月(第2四半期)の44%、 1-3月(第1四半期)の37%をいずれも上回った。借り入れコスト が低下したとの回答は7%にとどまり、4-6月期の10%から減少。 新規借入枠の設定コストが上昇したと答えた割合も、4-6月期の 51%から約56%に拡大した。

政策金利が過去最低水準まで引き下げられ、銀行システムの流動 性を解き放つ取り組みが行われているにもかかわらず、新規借入枠を 利用できる機会が減ったとの回答は、中小企業で全体の36%、比較的 大規模な企業でも17%を占めた。

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