8月ISM製造業景況指数、1年7カ月ぶりに50超の予想-BN調査

米供給管理協会(ISM)が 1日に発表する8月の製造業景況指数は、1年7カ月ぶりに景況 感の境目となる50を超え、米経済が1930年代以降で最悪のリ セッション(景気後退)から脱却する上で貢献しそうだ。

ブルームバーグ・ニュースが金融・調査機関74社を対象に 実施した調査の予想中央値によると、8月の製造業景況指数は

50.5と、7月の48.9から上昇したもよう。同指数では50が製造 業の活動拡大と縮小の境目になる。

製造業景況指数の上昇は、信用市場の凍結解除に向けた米連 邦準備制度理事会(FRB)の取り組みと、オバマ政権の「自動 車買い替え奨励策」や初めての住宅購入者向けの優遇措置が、需 要を回復させていることを示唆する。2007年12月にリセッショ ン入りしてからの雇用削減の約半分を占める建設業と製造業では、 売上高の増加を背景に、今後数カ月にわたって成長が続くと見込 まれている。

クレディ・スイス・ホールディングス(ニューヨーク)のエ コノミスト、ジョナサン・バジーレ氏は「状況は安定しつつあ る」と指摘。「景気刺激策の主要な部分がまだ経済に浸透しない 中で、状況は好転している」と語った。

ISM製造業景況指数の発表は午前10時(ニューヨーク時 間)。指数の予想レンジは49-53.5。予想通りなら、08年1月 以来の高水準。

全米不動産業者協会(NAR)は同時刻に、7月の中古住宅 販売成約指数を発表する。ブルームバーグ・ニュースが実施した 調査によると、同指数は前月比1.6%上昇(予想中央値)しそう だ。予想通りとなれば、6カ月連続の改善で、01年の統計開始 以来で最長の上昇局面を記録する。

米商務省が同時刻に発表する7月の建設支出は、6月とほぼ 変わらずの見通し。商業用の建設プロジェクトやアパートなど集 合住宅の建設が減少したことが背景とみられる。

-- With assistance from Connie Guglielmo in San Francisco. Editors: Carlos Torres, Jeremy Torobin

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 若林 有紀 Yuki Wakabayashi +81-3-3201-2263 Ywakabayash1@bloomberg.net Editor:Eiji Toshi 記事に関する記者への問い合わせ先: Courtney Schlisserman in Washington at +1-202-624-1943 or cschlisserma@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Chris Anstey +1-202-624-1972 or canstey@bloomberg.net

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