【テクニカル分析】原油、200週平均超えれば90ドルに-シティFX

シティグループ・キャピタルマ ーケッツの一部門シティFXのテクニカル分析によると、原油相場は テクニカルな上値抵抗線である200週移動平均の水準を超えること ができれば、1バレル当たり15ドル超上昇して約90ドルに達する 可能性がある。

シティFXのチーフテクニカルアナリスト、トム・フィッツパト リック氏は「原油価格に関する限り、最大のピボットポイント(要 所)だと思う。次の10-15ドルがどちらに動くのか、その根拠を教 えてくれる」と述べた。

原油先物10月限は前週末、72.74ドルで引けた。これは200週 平均の74.65ドルを1.91ドル下回る。1日や日中ではなく週間ベー スで上値抵抗線を抜くことが意味を持つ。原油は25日に年初来高値 の75ドルを付けたが、週間ベースでは1.6%下落した。

原油が200週移動平均を最後にクロスしたのは昨年12月に

32.40ドルまで下げる過程の10月だった。32.40ドルは2004年2月 以来の低水準。それまでは原油は昨年7月に過去最高値の147.27ド ルを付けるなど、5年以上も200週平均を上回っていた。

フィッツパトリック氏は「過去5年間、200週平均はとてもよい ピボットポイントとして機能していた。その水準を維持すれば、この 上昇相場のピークとなり、下落相場の始まりになる可能性もある」と 語った。

同氏によると、下落相場になれば58ドルの下値を探る可能性が ある。原油価格は7月に、200週移動平均を上抜けず58.32ドルまで 下落した。

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