BOA:メリル関連で政府から自立へ、資金と保証で-WSJ

米銀バンク・オブ・アメリカ(BO A)は、米証券会社メリルリンチの買収に絡み政府から支援を受けた 200億ドル(約1兆8600億円)の返済を申し出る。米紙ウォールス トリート・ジャーナル(WSJ、オンライン版)が1日、事情に詳し い複数の関係者の話を基に伝えた。

同紙によるとBOAはまた、メリル資産に関して米政府が損失の 一部を肩代わりする取り決めも白紙にする計画だ。これに向けて、米 財務省と米連邦準備制度理事会(FRB)はBOAに3億-5億ドル の支払いを求めているという。メリル買収に関して、政府に借りを返 して自立する方向だ。

ゴールドマン・サックス・グループやモルガン・スタンレー、J Pモルガン・チェースは既に公的資金を全額返済し、報酬をめぐる政 府の規制を逃れている。同紙によれば、BOAは米金融安定化法に基 づいて注入を受けた450億ドル全額の返済は計画していない。ただ、 一部返済により議会と規制当局からの監視は和らぐという。

BOAの広報担当者、スコット・シルベストリ氏はコメントを控 えた。

1月の合意で米政府は、メリル買収後のBOAの資産1180億ド ル相当について、損失のうち最初に生じる100億ドルを除いた部分の 90%を肩代わりすることになっていた。

WSJ紙によるとまた、BOAは現在、2009年の報酬パッケー ジについてオバマ政権の企業幹部報酬関連の特別監督官、ケネス・フ ァインバーグ氏の承認を待っている。このパッケージには「ファント ム・ストック」という一定期間後にはじめて株式に転換できる資産が 含まれているという。

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