ザッパラス株が1カ月ぶり高値、「デコメ」会員順調に増加

携帯電話向けのコンテンツ配信を手 掛けるザッパラスの株価が大幅反発。占いサイトのほか、装飾メールの デコメサイトの課金会員数が順調に伸びており、2010年4月期第1四 半期(5-7月)は増収増益となった。業績に対する安心感から買いが 先行している。

株価は一時前日比6.2%高の18万7600円まで上昇し、8月5日 以来の高値となった。出来高は午前11時時点で3660株と、前日まで の過去1年間の1日当たり平均1404株をすでに上回っている。

同社が8月31日に発表した第1四半期の連結営業利益は前年同期 比10%増の7億6400万円。上期予想(14億7000万円)に対する進 ちょく率は52%。第1四半期末の月額課金会員数は225万人と、前四 半期末から6万4000人増加。会社側では今期末の会員数を248万人と、 前期末から13%増加を見込んでいる。

これまで主力だった占いサイトは今期3万5000人増と、増加数は 前期の11万人から急速に鈍化するが、デコメサイトの増加数は前期の 16万7000人から今期は24万5000人と、5割近く伸びる見通し。同 社社長室の西詰英敏氏は、「デコメを中心に会員は順調に伸びている。 占いサイトは安定収益基盤とし、資金を次の成長分野に投じるステージ にある」と説明した。

いちよし経済研究所の大河原翔アナリストは、「デコメは市場が成 長しているため、広告の費用対効果が高く、新規顧客の獲得費用が低い。 占いが伸び悩む中、退会率や収益性が似ているデコメに進出することは 評価できる」と話している。

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