NY原油時間外:上昇、8月の中国製造業PMIで需要懸念弱まる

ニューヨーク原油先物相場は 1日の時間外取引で小幅上昇。8月の中国の製造業購買担当者指 数(PMI)で、同国の景気減速への懸念が弱まった。

前日の原油先物相場は過去2週間で最大の下落率を記録した。 中国の融資鈍化で、景気回復が軌道を外れるとの懸念が強まった ことが背景。中国物流購買連合会が1日発表した8月の製造業P MIは1年4カ月ぶりの高水準となった。米供給管理協会(IS M)が同日発表する8月のISM製造業景況感指数は、製造業の 1年ぶりの拡大を示す可能性がある。

MFグローバルのエネルギーストラテジスト、ダニエル・リ ュー氏(シンガポール在勤)は「欧州連合と米国は最悪期を過ぎ て、経済が上向いている。これらの市場に製品を輸出している中 国の経済も回復しそうで、原油需要にとってはいいことだ」と指 摘した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物10月限 は一時、34セント(0.5%)高の70.30ドルを付けた。シンガポ ール時間午前10時49分(日本時間同11時49分)現在、70.12 ドルで推移している。一時は0.6%安の69.55ドルまで下げてい た。

前日の通常取引は2.78ドル安の69.96ドルで引けた。8月 14日以降で最大の下げとなった。年初来の上昇率は57%。

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