あさひ株が反発、9月以降の販売回復を期待-修正業績予想は保守的

自転車専門店をチェーン展開するあ さひの株価が反発。8月31日の取引終了後に2010年2月期の業績予想 を増額修正したため、これを好感する向きが買いを入れた。

株価は前日比2.4%高の3430円を付けた。昨日は8月の既存店売 上高が約9カ月ぶりにマイナスになったことを受け、4.8%安だった。

31日公表の修正業績予想によると、今期の単独営業利益は前期比 34%増の34億8700万円になる見込み。健康志向などを背景に比較的単 価の高いスポーツ自転車の販売が拡大、売上高は同20%増の259億円 と、従来予想を3.6%上回る見通し。足元の円高・ドル安もあって粗利 益率を49%強と見込んだことも、利益上乗せに奏功する。

三菱UFJ証券の大石透功シニアアナリストは、以前から今期営業 益を36億3600万円と予想している。「会社側は上半期の上振れ分を単 純に足しただけで、達成は十分可能」と分析、投資判断「アウトパフォ ーム」と目標株価3250円を据え置いた。

あさひ取締役管理本部長の古賀俊勝氏によると、下半期の既存店売 上高の前提は従来予想と同じ前年同期比横ばい。8月の既存店売上高が 前年同月比12.3%減と大きく落ち込んだことを受けて、「販売のトレ ンドそのものが変わったかどうか慎重に見極めたい」としている。

三菱U証の大石氏は「前年のハードルが高いため、月次売上高では 伸び率が悪化したように見える」ことから、伸び率でなく販売基調に目 を向けるべきと述べていた。

あさひの総合画面   {3333 JP <Equity> BQ}

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