ティファニー:ダイヤ市場シェア拡大の前例にない好機-業界不振で

宝飾品小売り2位の米ティファニ ーは、宝飾品業者がリセッション(景気後退)による販売不振にあえ ぐなか、今が市場シェア拡大の前例にないチャンスとみている。一部 アナリストらは、同社が低迷するライバル企業から顧客を奪い、株価 は上昇すると予想している。

ティファニーのマイケル・コワルスキ会長兼最高経営責任者(C EO)は28日の電話インタビューで「業界内での破たんや再編の数か ら考えて、わが社の売上高の増加ペースは景気回復を上回ることがで きると期待している」と指摘。「ティファニーで25年間勤務している が、自分自身の経験から見て、今回ほど長期的チャンスと考えられる 環境に遭遇したことはかつてない」と語る。

コワルスキCEO(57)は、ティファニーがダイヤモンドの宝飾 品で中心となる150-2万5000ドルの価格帯の売り上げシェアを拡大 できると予想。より小規模な店舗を開店し新しいデザインを投入、オ ンラインで提供する商品も増やす方針だ。割安な賃料でのより良い立 地確保のほか、マネジャーや販売スタッフの採用も目指している。

これらの戦略により、ティファニーの株価は1年から1年半以内 に最大20%上昇する可能性があると、アナリストらはみている。オッ ペンハイマーのブライアン・ネーゲル氏は、ティファニーが先週発表 した5-7月の利益が予想を上回ったことから、目標株価を38ドルか ら45ドルに引き上げた。ティファニー株のニューヨーク市場の31日 終値は前週末比1.19ドル安の36.38ドル。

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