香港のIPO、今月は48億ドル規模にも-株価上昇で潜在需要が浮上

香港株式市場では今月、6社が新規 株式公開(IPO)を模索しており、調達額は合計48億ドル(約4470 億円)と2007年11月以来の高水準に達する公算だ。

資源探査や不動産開発プロジェクトなどを手掛ける中国中冶は 23億ドル規模のIPOをめぐり8月31日に機関投資家への説明会を 開始した。投資家あて電子メールによれば、香港で約1年半ぶりの規 模となる。

景気改善の兆候を受けて株価が上昇するなかで、企業は株式発行 による資本強化に動き始めた。中国経済への期待も追い風に、香港株 の指標のハンセン指数は昨年10月27日に付けた1年ぶり安値から 79%上昇している。

ヘッジファンド会社パシフィック・サン・インベストメント・マ ネジメントのマネジングディレクター、アンディ・マンテル氏は「上 場を望んでいた企業から、今までせき止められていた膨大な需要があ る」として、「相場と流動性の回復を受けて、危機前にIPOがうまく 行かなかった企業の再試行や新規IPOの試みが見られる」と話した。

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