NY原油(31日):続伸、米GDP速報値が手掛かり-69.45ドル

ニューヨーク原油相場は続伸。 第2四半期の米実質国内総生産(GDP)のマイナス幅が市場予想 より小さかったことから、世界最大のエネルギー消費国である米国 がリセッション(景気後退)から脱しつつあるとの観測が高まった。

原油相場は一時前日比4.2%上昇した。米商務省が発表した4- 6月期のGDP速報値は前期比年率1%減少で、ブルームバーグ・ ニュースがまとめたエコノミストの予想中央値(1.5%減)ほど落ち 込まなかった。また、ドルが対ユーロで下落したことも原油相場の 支援材料になった。

BNPパリバ・コモディティー・フューチャーズ(ニューヨー ク)の上席エネルギーアナリスト、トム・ベンツ氏は、「GDPに対 して遅れて反応している上、ドルが大きく値下がりした」と指摘。 「原油相場はGDP統計の発表直後に上昇すると見込んでいたが、 市場はしばしば消化する時間を必要とする。GDPの数値は非常に 支えとなる内容だ」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物9月限は前 日比2.51ドル(3.75%)高の1バレル=69.45ドルで終了した。週 間ベースでは2%上昇、年初来では56%の値上がり。

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