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味の素株が決算発表後に急上昇、原材料安で収益性向上-営業益9割増

調味料大手で食品や医薬品なども 手掛ける味の素の株価が午後2時の業績開示後に急上昇。前日比9.6% 高の911円まで買われ、約7カ月ぶりの高値を付けた。調味料などに使 う原材料の価格が下落、採算が改善し第1四半期(4-6月)は91% の営業増益となった。通期計画に対する進ちょく率も36%と高く、買 いが優勢となった。

第1四半期決算によると、本業のもうけを示す連結営業利益は前年 同期比91%増の152億円だった。原材料安などで原価率が3ポイント 低減したほか、経費圧縮などで販売管理費も削減、営業利益率は5.3% と、前年同期から2.7ポイント上昇した。

会社側は通期業績予想を変更しなかった。連結売上高の目標値は前 期比0.4%増の1兆1950億円、営業利益は同2.9%増の420億円で、1 株利益(EPS)を14円33銭と見込んでいる。

このほか米消費財大手プロクター&ギャンブル(P&G)から骨粗 しょう症治療薬「リセドロネート」事業に関する特許や商標などを約 210億円で買収するとも発表した。リセドロネートは、味の素のライセ ンスの下に武田薬品工業(商品名:ベネット)とエーザイ(同アクトネ ル)が国内販売を担当、昨年度は約300億円を売り上げた。

午後2時から取引終了までの約1時間で540万株が約定、終日出来 高(706万株)の4分の3を占めた。

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