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富士紡H株が午後一段高、液晶ガラス用研磨材が回復-業績予想増額

合繊大手、富士紡ホールディング スの株価が午後の取引で一段高。この日午前の取引終了後、液晶ガラス 用の研磨材事業が回復、利益率も改善しているとして、2010年3月期 の連結営業利益予想を38%引き上げたことが好感された。

株価は前日比15%高の137円まで買われ、東証1部上昇率ランキ ング上位に顔を出した。

新しい通期業績予想は、連結売上高が前期比16%減の320億円、 営業利益が同26%減の20億円。前回予想と比較すると、売上高で2億 円(0.6%)、営業益で5億5000万円(38%)の増額。

発表資料によると、個人消費の低迷などを背景に繊維事業の採算は 悪化しているが、研磨材の受注は順調に回復している。同事業の稼働率 改善とコスト削減で営業利益率も向上し、予想を上回る見通しという。

第1四半期(4-6月期)の連結営業利益は前年同期比62%減の 3億2700万円だった。繊維事業は1億2100万円の営業赤字(2億 9100万円の悪化)だったが、研磨材事業が1億9400万円(36%減)の 利益を出し、化学工業品は1億1600万円(1.9%増)の黒字となった。

同社株の午前終値は同3.4%高の123円だった。午後の取引開始時 には買い気配となり、午後零時35分に売買が成立、その後は130円台 で推移している。午後零時30分から午後1時までの約30分間で738万 株が約定、同時刻までの累積出来高(858万株)の86%を占めている。

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