三菱地所:第1四半期純利益36%減、前期大型売却の反動

国内不動産2位三菱地所の第1四半 期連結純利益は、前年同期比で36%減少した。資産開発で前年同期にあ った大型ビル売却に伴う利益がなくなった。今期予想は従来見通しを維 持した。

三菱地所が31日東証で発表した資料によると、4-6月期の純利益 は96億4000万円(前年同期は150億円)に減った。ビルと住宅は堅調 に推移した。売上高は前年同期比0.1%減の2096億円、営業利益は同 25%減の299億円だった。

東証で会見した執行役員広報部長の清沢光司氏は「前年同期に大型 売却があった反動で減益となった」と述べた。事業環境については「マ ンション購入者のマインドは回復しているが、ビルはテナントの業績が 悪化してオフィスマーケット全般で厳しさを増している」と語った。

農中信託銀行の新海秀之シニアファンドマネジャーは「不動産市況 が厳しいなか、事業が堅調に推移していることが示されている。楽観視 できる状況ではないが、第1四半期は悪くなかったと思う」と述べた。

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