中国:年後半の新規融資の伸びを半分に抑制へ、バブル懸念で-謝氏

モルガン・スタンレーの元 アジア担当チーフエコノミスト、謝国忠(アンディ・シエ)氏は 31日、株価上昇のペースが速過ぎることを懸念する中国が今年後 半に新規融資の伸びを半分に抑える可能性があるとの見方を示した。

中国株の指標である上海総合指数は年初来82%上昇している。 1-6月(上期)の新規融資額は7兆3700億元に達しており、こ れが景気回復をもたらすとの楽観的な見方を背景に、投資資金が株 式市場に流入した。同指数は今月29日、政府が同市場への資金流 入を抑制するとの観測から、過去8カ月間で最大の下げとなった。

現在は独立してエコノミストとして活動している謝氏は香港 でブルームバーグテレビジョンの取材に応じ、「政府は今回のバブ ルが大きくなり過ぎていると懸念しており、年後半の新規融資の伸 びを恐らく半分に抑えるだろう」と予想。このため「不動産と株式 市場が10月ごろに圧迫される公算が大きい」との見方を示した。

中国銀行業監督管理委員会(銀監会)は30日、借り手によ る借入金乱用を阻止するため、運転資金向け融資に関する規制を強 化する方針を明らかにした。上海証券報が31日、1面で報じたと ころでは、7月の新規融資は5000億元を下回る可能性があるとい う。ただ、情報源は明らかにしていない。

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