最新鋭戦闘機F22は生産打ち切りの見通し-米下院も反対

米下院は30日、米ロッキード・ マーチン製の戦闘機F22の追加生産のための資金拠出を阻止する法案 を可決した。

これでF22の生産継続をめぐる議会での議論に終止符が打たれる 見込み。この問題についてはオバマ政権も反対の意思を示しており、上 院も先週、2010会計年度(09年10月-10年9月)の国防予算権限法 案からF22の7機分の追加調達費用、17億5000万ドルを削除する法 案を、賛成58、反対40で可決していた。

下院は、ジョン・マーサ議員(民主党、ペンシルバニア州)が提出 した修正法案を賛成260、反対165で可決した。同修正法案は、12機 の追加調達費として予定されていた3億6900万ドルの予算を、既存の F22用の予備部品・エンジン購入費に充てる内容。発注済みの187機 で打ち止めにするという国防総省の決定を支持する効果がある。

下院国防歳出小委員会の委員長を務めるマーサ議員は30日の会見 で、上院での採決結果はF22の生産継続に向けた政治的支援が「劇的 に変わった」ことを示唆したと述べた。

マーサ議員は採決に先立ち、下院で「ほかに選択肢はない」と発言。 「F22を追加生産しないのであれば、せめて187機分に対する資金拠 出を完全なレベルにしよう」と呼びかけた。

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