米4-6月期GDP速報値:縮小ペースが緩和の見通し-BN調査

2009年4-6月(第2四半期)の 米国内総生産(GDP)速報値は、1-3月期に比べ小幅な減少にと どまり、過去50年間で最悪のリセッション(景気後退)が緩和してい る様子を示す可能性が高い。

ブルームバーグ・ニュースが金融機関や調査機関78社の予想をま とめた調査によると、商務省が31日発表する第2四半期GDP速報値 は前期比年率1.5%減(中央値)と、1-3月期の同5.5%減からマイ ナスが縮小したとみられる。

融資の再開に向けた政府の取り組みやオバマ米大統領の景気刺激 策が浸透するなかで、建設機器メーカー世界最大手の米キャタピラー から米化学品最大手ダウ・ケミカルに至る各社の業績は、不況が和ら ぎつつあることを示している。ただ米GDPの7割を占める個人消費 は、失業の増加が続いていることから回復には時間を要し、7-9月 期に始まると見込まれている経済成長を損なう可能性がある。

ワコビア(ノースカロライナ州シャーロット)のチーフエコノミ スト、ジョン・シルビア氏は「明らかに峠は越えたが、緩慢で苦しみ を伴う回復になるだろう」と指摘。「政治家が約束し、国民が期待して いるような雇用の伸びは得られないだろう。消費者は支出を抑えてい る」と語った。

GDP速報値は、31日午前8時半(ワシントン時間)に発表され る。予想レンジは前期比率0.7%増-2.9%減。

4-6月期のGDPが減少なら、4四半期連続のマイナスで、四 半期ごとの集計が始まった1947年以降で最長となる。

-- With assistance from Jack Kaskey in New York, Melita Marie Garza in Chicago, and Edwin Chen, John Hughes and Chris Middleton in Washington. Editors: Carlos Torres, Brendan Murray

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 若林 有紀 Yuki Wakabayashi +81-3-3201-2263 Ywakabayash1@bloomberg.net Editor:Masami Kakuta 記事に関する記者への問い合わせ先: Shobhana Chandra in Washington at +1-202-624-1888 or schandra1@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Chris Anstey at +1-202-624-1972 or canstey@bloomberg.net

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