一休株が大幅続伸、純利益は一転増益へ-単価下落を宿泊客増で補う

高級ホテルや旅館に特化した宿泊 予約サイト「一休.com」を運営する一休の株価が、一時5.9%高の4万 2900円と大幅続伸。景気低迷の影響から高級ホテルなどで宿泊料金を 下げる動きが広がるなか、同社のサイト経由で予約する客が増加。2010 年3月期の純利益は一転して増益の見込みとなり、収益改善を評価した 買いが優勢だ。

一休は30日、10年3月期の業績予想を上方修正し、単独純利益が 前期比5.8%増の8億1900万円になる見通しと発表した。従来予想は

2.3%減の7億5600万円だった。販売単価はほぼ想定通りの下落傾向だ が、販売宿泊室数が当初の想定以上に伸びているため。

同社常務取締役の大橋広樹管理グループマネジャーによると、都心 部を中心に高級ホテルのビジネス需要が減少して宿泊価格の下落につな がっている。このため「値ごろ感から一般個人の利用が増えているもよ う」という。

「一休.com」の販売宿泊室数については、通期で約131万室(従来 予想は約125万室)、販売取扱高は302億円(同287億円)、手数料収 入は24億3900万円(同23億700万円)を見込む。

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